合成皮革の特性
2019.01.24
こんにちは、クリーニングをしていて、いろいろな特性を持った洋服があります。
そのひとつに合成皮革(全体または部分使い)を使った洋服です。
一番の欠点は寿命が短いことです。
そしてクリーニング方法によっては、低温火傷を起こしたりすることです。
合成皮革とは
生地の上に合成樹脂を乗せたもので、天然の皮に近い風合いを出したものです。
本皮と比較すると価格が安いため近年使われるケースが多くなっています。
見分け方
本皮は傷があったり、毛穴があったりしますが合成皮革のほうは表面処理をしているためとてもきれいです。
品質表示にほとんど表示してあるかと思いいます(合成皮革、PUレザーなど)。確認して見てください。
クリーニング方法
中性洗剤をタオルにしみこませ、ふき取り、自然乾燥するぐらいしかありません。
最初の段階ではドライクリーニングも可能ですが、いつ剥離するかわからないのと、石油溶剤が残留し低温火傷の可能性があ
るので、なるべくドライクリーニングはしないようにしています。
まとめ
できれば、表示を確認し購入は避ける方が無難かと思います。
すでに購入してしまったものに関しては、部分使いなら修理も可能ですが、早いもので一年持たずに剥離が始まるので、気を付けてください。
大切なお気に入りの洋服ですので、長く快適にきたいですよね。
The following two tabs change content below.
榎本都行
最新記事 by 榎本都行 (全て見る)
- よく見るしみ。 - 2019年3月18日
- スニーカークリーニングについて - 2019年3月4日
- ドライクリーニングの欠点 - 2019年1月29日