毛皮の種類とお手入れについて

以前、ボンディング加工についてお話させていただきました。ボンディング加工は必ずしも洗えるとは言えないお洋服でしたが、他にもそういったお洋服があります。今回は毛皮についてお話しさせていただきます。

 

リアルファー

毛皮と言えば、一般的にリアルファーのことを指します。動物の毛皮を素材とした天然素材であり、とてもデリケートな素材になります。クリーニングも特殊なクリーニング方法を用いるため、一般のクリーニング店ではできません。専門店に出す必要があります。

ただし、一般のクリーニング店が仲介して専門店に出すこともあるので、預けることができるかは、ご利用のクリーニング店にお尋ねください。

 

フェイクファー(エコファー)

化学繊維などを素材とし、パイル織りした人口毛皮のことを指します。動物愛護の観点から「エコファー」と呼ばれることもあります。リアルファーに比べて安価で、お手入れが簡単なのが、フェイクファーの最大の強みと言えるでしょう。

こちらは一般のクリーニング店でもお洗いすることができます。

 

日常的なお手入れについて

毛皮は豊かな風合いが命。特にリアルファーはとてもデリケートなため、日常的なお手入れをしてあげてください。

  • 柔らかいブラシで毛並み通りにブラッシングした後、今度は毛並みとは逆にブラッシングして空気を入れてください。もう一度、毛並み通りにブラッシングして整えてあげてください。
  • 水分がついた場合はタオルやハンカチで押さえる様にふき取ってください。
  • 湿気や臭いが気になる時は、風通しの良い場所で、2・3日~1週間ほど干してください。その際は、必ず陰干しをしてください。直射日光は大きなダメージになります!
  • 香水や消臭剤はしないでください。シミや変色の原因になります。

 

まとめ

毛皮は人間にとっての髪の毛と同じです。

定期的にブラッシングして、お手入れをしてあげましょう。

湿気にも弱いので、風通しの良い場所に、必ず陰干しであげるのも良いでしょう。

 

クリーニングには特殊なクリーニング方法を用いるので、洗えるかどうかはお近くのクリーニング店へお尋ねください。仲介してのクリーニングの場合、お時間がかかることがあるので、時間に余裕を持ってお出しください。

 

 

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