洗剤の選び方
あなたは何でその洗剤を選びますか?
上手な洗剤の選び方とは
どんな目的で洗剤を選ぶか?
たくさんある洋服用の洗剤。あなたはどんな基準で選んでいますか?
『より白くなるもの』や、『香り付き』。『除菌や抗菌、臭くならない』なんていうのもあります。
たくさんあって、どれがいいのか悩むことも・・・
それぞれの良さがあると思いますが、目的によっては選ばないほうが良い物もあります。
あなたは、どんな目的で洗剤を選びますか?
綺麗にしたい?それとも?
『えっ 洗剤って綺麗にするために使うのだから、それ以外に洗剤を選ぶ目的ってあるの?』
洗剤って、洋服をきれいにするのが目的です。
でも、きれいになるなら何でも良いのか?っと、言うと、それは違いますね。
価格など、1回当たりの洗濯にどの位金額がかかるのかも洗剤によって違います。
それと、きれいになるのと同時に、どの位身体に優しいかも洗剤によって違います。
直接、身体に触れるのが洋服です。身体を守るために着用する洋服が、身体に負担をかけてしまっては、本末転倒です。
『きれいにしたい』物と、『身体に優しく』洗いたいとでは、選ぶ基準が違うわけです。
『きれいにしたい』ならコレ!
綺麗にしたいなら、化学的に汚れを分解したり、黄ばみを目立たなくさせたりする力が必要です。
そういう成分が入っている洗剤を選びます。
どんな成分かと言うと、『界面活性剤』と『蛍光増白剤』洗剤の成分表を見てみて下さい。
難しそう言葉(主にカタカナが多いですが)が載っていますが、そのあと、かっこして、(界面活性剤)とか、(蛍光増白剤)って書いてありますか?
それが、よりきれいにしたり、黄ばみを目立たせなくしたりする成分です。
きれいにしたいなら、これらが入っている洗剤を選びます。
ただ、この『界面活性剤』とか『蛍光増白剤』、身体や環境には負担がかかります。
自然の中で生分解できない成分なので、洗った衣類に残った洗剤成分は分解されないので、身体や環境に負担がかかるのです。
アトピーや皮膚の炎症などは、この原因が多く関係しています。
ですので、『きれいにしたいより、身体に優しく』洗いたい人は?
『きれいにしたいより、身体に優しく』したい人が選ぶなら
身体にやさしいお洋服に仕上げたいなら、『界面活性剤』と『蛍光増白剤』が入っていない洗剤を選ぶのがポイントです。
先ほど説明した成分表に、この『界面活性剤』と『蛍光増白剤』が書いていないものですね?
それらは、身体に優しい洗剤と言えると思います。
石鹸も界面活性剤の一種ですが、石鹸は他の界面活性剤に比べてとてもやさしいので、成分表では、界面活性剤とわけて、(石鹸)と表記してある位、身体に優しい成分と言えると思います。
『いや!私は、身体はもちもんだけど、それ以上に環境にもやさしい洗剤を使いたい!』と言う方にはコレ!
環境にも優しい洗剤を選びたいならコレだ!
身体はもちもん、環境にもやさしい洗剤を使いたいという方には、『生分解の良いもの』が適していると思います。
界面活性剤や蛍光増白剤が入っていないもの中で、生分解の良い洗剤が環境に優しいと言えます。
『生分解の良いもの』というのは、自然界の中で、洗剤の成分が分解され、なくなってしまう物のことを言います。
合成洗剤などは、川や海に流れ出ても、生分解されにくいので、環境に負担がかかってしまうのです。
ですので、環境に優しい洗剤を使いたいという方には、『生分解の良い洗剤』が選ぶひとつのポイントになるかと思います。
※『生分解の良いもの』とは、成分表などには表示されてはおりません。また、あまり、街中のスーパーなどではあまり置いてないかもしれません。
家族もお洋服の目的もみんな違うから!
以上のように、洗剤の目的を考えると、選び方がすこし違ってくるかもしれません。
家族の中には、運動や部活、外回りのお仕事の方もいれば、お肌の敏感な方や社内勤務の方など、一人ひとり、体質も生活スタイルも違いますね。
また、お洋服も動くときに着る洋服もあれば、お出かけ時に着る洋服も。ご家族によって、お洋服によって、使い分けることもありかも?
上手な洗剤を使って、お気に入りのお洋服を大切にお洗濯してください。
安倍章夫
直営5店舗、パート従業員20名の体制から、現在、直営19店舗 店舗社員8名パート従業員65名まで拡大。
『サラリーマンに便利なクリーニング店』を構築するべく、店舗運営から従業員教育、値下げをしない販売促進の運営を手掛けています。
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