洗剤の量は適正ですか?
お洗濯の際に毎日お使いになる洗剤ですが、洗剤の量は考えて入れていますか?
毎日使うものですのできちんと考えて使うと家計費の節約にもなりますし、体にも環境にも良い影響があります。
洗う目的を考える
そもそもなぜ洗濯をするのかを考えます。
洗濯するのは汚れてている時や汗をかいた時ですよね。
コートやダウンなど1番外に着るものは一番外からの影響を受けて汚れているはずなのに毎日洗濯はしませんよね。
どちらかというと中に着ているインナーやハンカチ、タオルなどを毎日洗います。
ではどのぐらい汚れているでしょうか?
お子様が外で遊んで帰ってくればもちろん汚れています。
スポーツなどを屋外でやれば汚れて帰ってくることはあります。
でも日常で生活している場合はそんなに汚れてないと思いませんか?
汚れてもいないし、汗もかいていない、臭いもしない、
そしたら洗う必要はありません。洗うことによって洋服の生地はどんどん劣化していくからです。
まずは汚れ具合、汗のかき具合、臭い具合を考えて洗濯をするか決めましょう。
水の温度を決める
洗濯をする目的を考えたら次に、汚れの種類によって水の温度を決めましょう。
水の温度は高いほど汚れ落ちが良くなります。ただ、温度が高いほど生地の消耗も大きくなります。
日常生活の洗濯においてエコだし、便利なのはお風呂の残り湯です。適度な温度があり、汚れ落ちも水に比べると非常に良いです。
なので洗う種類、品物にもよりますが家庭で洗われるお洋服に関してはお湯で洗っていただけると洗剤以上の効力を発揮するかもしれません。
洗剤量と柔軟剤を決める
水の温度を決めるというところで少しお話しましたが、洋服の汚れが落ちる原理は生地同士がこすれ合ったり、たたかれたり(主にドラム式)することで汚れがきれいになります。
洗剤はそれを少し助ける働きをするだけなんですね。なので本来は汚れている部分にだけ洗剤や中性洗剤をつけて洗濯をすればほとんどの汚れは落ちてしまいます。
でも手間がかかるからか、本来多くの汚れていないお洋服に洗剤を使って洗っているのが現状ではないでしょうか?
それでも洗剤を使わないと気になるという方は少しだけいれると気持ち的にも体にも環境にもいっぱい入れていた時よりいいと思います。
柔軟剤に関しても入れすぎると蓄積していって生地がだめになってきてしまうので少し洋服が柔らかくなるように少しだけ入れると長く快適にお洋服を着ていただけると思います。
まとめ
洗剤はお洋服の汚れ落ちを助ける大切なものです。また着心地を良くしてくれたりと良い側面もあります。でも水に溶けずに環境を悪化させてしまうようなもの、アレルギーの原因になってしまうものもあります。
お洋服を長く快適に着ていただくには洗剤は使いすぎず、お洋服は洗いすぎずがbetterです。
忙しい毎日ですが、ほんのひと手間考えていただけると快適に長くお洋服をきていただけます。
榎本周平
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