レジ袋をなくそう!

こんにちは、クリーニングのおしゃれ共和国の安倍です。

 

お買い物をした際、使うのがレジ袋。

クリーニング業界では『サービスバック』と呼んでいます。文字通り、サービスで差し上げているからです。

このレジ袋、最近ではスーパーマーケットさんなどでもだいぶ、環境問題として取り上げられるようになりましたね。

 

環境問題を考えていくうちに・・・

レジ袋1枚作るのに、20mlの石油が使われます。そして、わざわざ石油を使って作ったレジ袋はその大半が燃やされ、CO2を排出されているのが現状です。

また、自然の中で分解しませんから、そのまま残ったレジ袋を動物たちが飲み込み、命を落とすケースも発生しています。

 

私たちがこのことに問題視したのは2007年でした。

 

クリーニングの仕上がり品は1枚ずつビニール袋に入ってきます。

それをお客様にお返しするとき、無料でレジ袋に入れて、お渡ししています。

これまでは、それが当たり前のように思っていました。

 

でも、会員様の場合、専用バックを用意しており、お客様はそれに仕上がり品を入れて持ち帰るようになり、レジ袋は使わなくなってきました。

また、あるお客様は、仕上がり品5枚を持ち帰るのに、以前に使ったレジ袋を持ってきて、それに入れて持って帰られました。

 

環境のことを考えていくうち、上記のようなお客様を増やすことで、レジ袋を少なくできるのではないか?そう考えるようになってきました。

 

レジ袋の廃止運動を実行

そして2007年10月、レジ袋の使用を減らすことを目的にするためレジ袋1枚10円という、有料化を開始しました。

初めは、私たちの取り組み方が下手なこともあって、ご理解いただけず、10円玉を投げられたり、『そんなに金儲けがしたいのか!』と言われたり、つらいこともありました。

 

また、理解は頂きながらも、やっぱり雨の日や、袋が必要な方は、お金を払ってでもレジ袋を購入されていきます。

 

私どもは、レジ袋を売るのが目的ではありません。

 

何か、もっとそれを理解して頂き、レジ袋をなくせないか?

 

そこで、私たちが取った行動が・・・

 

それでもレジ袋を使わない

そこで、私たちが考えたことが、

 

『貸し出しバックを用意しておこう』

 

貸し出し用のバックを用意し、袋が必要なお客様にはレジ袋を売るのではなく、このバックに入れてあげるようにしました。

 

これにより、今ではレジ袋を買うお客様は、ほとんどいなくなりました。

 

 

そんなバックを貸して、戻ってくるの?

 

そんなバックを貸して、戻ってくるのかって?

 

はい!お客様はちゃんと返しに来てくれます!

 

 

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安倍章夫

安倍章夫

1993年にクリーニング事業に配属。
直営5店舗、パート従業員20名の体制から、現在、直営19店舗 店舗社員8名パート従業員65名まで拡大。
『サラリーマンに便利なクリーニング店』を構築するべく、店舗運営から従業員教育、値下げをしない販売促進の運営を手掛けています。
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